国立国会図書館 関西館@京都府相楽郡精華町
前々から一度行ってみたいと思っていた国立国会図書館 関西館へ行きました。
ジャンヌネー前フランス国立図書館長による講演と対談『インターネットと文化:チャンスか危機か』というイベントがあったのです。
祝園駅からバスに乗って向かいました。
バス停を降りると、斜めに傾斜したどっしりとした灰色の壁が続きました。
よく見ると、この壁には水が流されていました。
壁が途切れた頃、本館へ続く、ゆるやかな坂道が現れました。
この図書館は、書庫や総合参考閲覧室など、大部分の空間が地下化されています。
地下一階の閲覧室も歩いてみたのですが、閉塞感は全然感じられませんでした。
こちらは、その閲覧室の採光を取るための窓だと思うのですが、芝生も植えられていました。
環境を考えた造りなのかな~と素人心に思いました。
アトリウムからは、雑木林が目に入ります。
『ヨネザアドの学びの杜・遊びの海』さんのブログによると、もともとこの地にあった雑木林のようです。
4Fにあるカフェテリアも利用させてもらったのですが、とても感じの良いカフェテリアでした。(食券制でグレープフルーツジュースを飲む)
今回は講演会だけで時間が一杯になってしまったので、次回は閲覧室を利用したいです。
こちらの図書館を設計された陶器二三雄氏のHPのTOP上で、こちらの図書館の全景などの写真を数点見ることが出来ます。
今回の講演は定員70名ということもあって、比較的、小規模な研修室で行われました。
講演者のジャンヌネー氏の著書
無料で利用出来ることもあって、毎日何も考えずに使っている(そして今後も使わせてもらうであろう)Googleですが、こちらも一私企業(株式会社)であって、そうであるならば利潤を追求する集合体でもあるということも、頭の片隅に置いておかなければならないなと思います。
また、つい辞書代わりに利用してしまうインターネットですが、その情報の信憑性については、各自で判断を下さなければならないことも、肝に銘じておきたいです。
ジャンヌネー氏によれば、この情報はどこからきたのか、という批判的精神が必要ではとのこと。
また検索機能を使った場合、多くの人は最初の2~3ページしか見ず、これは中立的立場で情報を選び出すのが難しいのでは、とも。
私は暇人なせいか、気が向いた時には検索の50ページ目ぐらいからスタートさせて進んでいきます。中立的立場で情報を入手しているかは不明ですが、意外な情報なども掴めて、なかなか楽しいです。
今回の講演で、ジャンヌネー氏の言葉の中で一番印象に残った言葉は、『デジタル図書の場合、思想の奥深くに到達するのは難しい』という言葉です。
確かに、深く頭に刻みたい、理解したいというときには、どうしても本という形態が必要となります。(私の場合)
インターネット上の文字は、何故だか、するすると抜けていってしまうのです。
Googleブック検索が文化にもたらす負の作用 /前フランス国立図書館長が講演
ウィキペデイア
図書のデジタル化で生き残れるのか
ジャンヌネー前フランス国立図書館長による講演と対談『インターネットと文化:チャンスか危機か』というイベントがあったのです。
祝園駅からバスに乗って向かいました。
バス停を降りると、斜めに傾斜したどっしりとした灰色の壁が続きました。
よく見ると、この壁には水が流されていました。
壁が途切れた頃、本館へ続く、ゆるやかな坂道が現れました。
この図書館は、書庫や総合参考閲覧室など、大部分の空間が地下化されています。
地下一階の閲覧室も歩いてみたのですが、閉塞感は全然感じられませんでした。
こちらは、その閲覧室の採光を取るための窓だと思うのですが、芝生も植えられていました。
環境を考えた造りなのかな~と素人心に思いました。
アトリウムからは、雑木林が目に入ります。
『ヨネザアドの学びの杜・遊びの海』さんのブログによると、もともとこの地にあった雑木林のようです。
4Fにあるカフェテリアも利用させてもらったのですが、とても感じの良いカフェテリアでした。(食券制でグレープフルーツジュースを飲む)
今回は講演会だけで時間が一杯になってしまったので、次回は閲覧室を利用したいです。
こちらの図書館を設計された陶器二三雄氏のHPのTOP上で、こちらの図書館の全景などの写真を数点見ることが出来ます。
今回の講演は定員70名ということもあって、比較的、小規模な研修室で行われました。
講演者のジャンヌネー氏の著書
無料で利用出来ることもあって、毎日何も考えずに使っている(そして今後も使わせてもらうであろう)Googleですが、こちらも一私企業(株式会社)であって、そうであるならば利潤を追求する集合体でもあるということも、頭の片隅に置いておかなければならないなと思います。
また、つい辞書代わりに利用してしまうインターネットですが、その情報の信憑性については、各自で判断を下さなければならないことも、肝に銘じておきたいです。
ジャンヌネー氏によれば、この情報はどこからきたのか、という批判的精神が必要ではとのこと。
また検索機能を使った場合、多くの人は最初の2~3ページしか見ず、これは中立的立場で情報を選び出すのが難しいのでは、とも。
私は暇人なせいか、気が向いた時には検索の50ページ目ぐらいからスタートさせて進んでいきます。中立的立場で情報を入手しているかは不明ですが、意外な情報なども掴めて、なかなか楽しいです。
今回の講演で、ジャンヌネー氏の言葉の中で一番印象に残った言葉は、『デジタル図書の場合、思想の奥深くに到達するのは難しい』という言葉です。
確かに、深く頭に刻みたい、理解したいというときには、どうしても本という形態が必要となります。(私の場合)
インターネット上の文字は、何故だか、するすると抜けていってしまうのです。
Googleブック検索が文化にもたらす負の作用 /前フランス国立図書館長が講演
ウィキペデイア
図書のデジタル化で生き残れるのか
by turnmyeyesto
| 2009-09-17 21:59
| お出かけ京都