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結婚して西へ行くまで~西へ来た

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野島断層保存館 @北淡震災記念公園(淡路市)

友人に誘ってもらって、淡路島へ出かけました。
この日のメインは初春の花(出かけたのは3月でした)を見ることだったのですが、
花を見る前に、以前から行きたい思っていたところへ連れていってもらいました。
野島断層保存館です。
友人は多分、こちらに足を運んだことがあったと思うのですけれど、付き合ってくれてありがとう

野島断層保存館 @北淡震災記念公園(淡路市)_b0019820_20381033.jpg


上の写真は、1995年の阪神・淡路大震災の時の、国道43号倒壊を再現模型したものです。

野島断層保存館 @北淡震災記念公園(淡路市)_b0019820_20381748.jpg


こちらの保存館は、阪神・淡路大震災を語り継ぎ、その教訓を未来に活かし、将来起こりうる大地震の犠牲者を少しでも減らそう、という目的で造られ、断層がそのまま保存されています。

野島断層保存館 @北淡震災記念公園(淡路市)_b0019820_20382922.jpg







先日放映されたNHKスペシャル、シリーズ 廃炉への道 第1回 放射能"封じ込め" 果てしなき闘いを見ると、先が見えず、放射能を封じ込めることなど、本当に可能なのだろうかと思いました。

廃炉には40年かかるということですが、そもそも40年で終わりはくるのでしょうか。
同じ事故を繰り返すことはないと、言えるのだろうか。

1979年にアメリカで起こったスリーマイル島の原発事故は、福島第一原発と比べると事故の被害は小さいものだったようですが、それでも、事故の処理に当初考えていた以上の労力と時間がかかっていました。
そして、広大な土地を持つアメリカでさえも、この事故でできてしまった、溶け落ちて固まった核燃料(燃料デブリ)の最終処分場を、未だに見つけることができていません。

映像の中で映し出された燃料デブリは、一見すると、ただのコンクリートの塊でした。
けれどこの塊は、厚さ1.2mの特殊なガラスで隔てて、取り扱われていました。
数万年に渡って人を寄せ付けない、極めて強い放射線を発し続けるそうです。

福島第一原発1~3号機に残されたままになっている燃料デブリ。
これを取り出さないことには廃炉はできないということですが、2013年11月の報道によれば、2号機の格納容器内の放射線量は、最大で毎時約70シーベルトだそうです。
この数値は、人が数分で死に至る水準。

第2回の放映は、今週金曜日です。
シリーズ 廃炉への道 第2回 誰が作業を担うのか
by turnmyeyesto | 2014-04-22 13:51 | お出かけ兵庫
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