マティス展@国立西洋美術館
今回のマティス展は、「変奏(ヴァリエーション)」と「過程(プロセス)」という視点から、マティスの作品を紹介することに重きを置いているようですが、その試みは成功していると思われます。
”何故、画家は絵を描くのか”という問いに対して、様々な答えがあるのでしょうが、
その時々によって答えは変わっていくのだということをマティスは言いたいのだと私は解釈しました。
一瞬一瞬に真実があるのでしょう。
先日、友人の個展へ行った際、
「絵を描く際に、こういうことを伝えたいと考えて描いているの?」
という愚問を私は友人に投げてしまったのですが、
友人の答えは「理由付けは止めたんだ。思うままに描いている」
という答えでした。
ヴァンスのロザリオ礼拝堂へいつか行きたいです。
by turnmyeyesto
| 2004-11-06 00:49
| お出かけ関東